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- 橋迫 瑞穂
- 立教大学
書誌事項
- タイトル別名
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- "Fortune-telling & Charms" and Young Girls : From an Analysis of My Birthday
- 「 ウラナイ ・ オマジナイ 」 ト ショウジョ : ザッシ 『 マイバースデイ 』 ノ ブンセキ カラ
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説明
本稿は、一九八〇年代に主として少女たちの間で流行した「占い・おまじない」が、特に学校で人間関係を築くさいに生じる軋轢に対応するための手段を与えるものであったことを、少女向けの占い雑誌『マイバースデイ』を分析することによって明らかにすることを目的とする。従来、「呪術=宗教的大衆文化」のなかでも「占い・おまじない」は、少女が自身の立ち位置や周囲との人間関係を推し量りながら自己を定位する「認識のための『地図』」としての役割を担うものとして彼女らに消費されたととらえられてきた。しかし、『マイバースデイ』を詳細に分析した結果、「占い・おまじない」は、少女たちが学校生活に適応する過程に神秘的な意味を与えることで、学校を人間関係構築のための修養の場に作り変える働きを有するものであり、さらには、彼らに緩やかな共同体を形成する場を提供する働きをも担っていたことが明らかになった。
収録刊行物
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- 宗教研究
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宗教研究 88 (3), 597-619, 2014
日本宗教学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680926704768
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- NII論文ID
- 110009872654
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- NII書誌ID
- AN00406454
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- ISSN
- 21883858
- 03873293
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- NDL書誌ID
- 025946824
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可