立方晶カイラル構造EuPtSiとEuPtGeの磁性

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Magnetic Properties of EuPtSi and EuPtGe with the Cubic Chiral Structure

抄録

<p>EuPtSiとEuPtGeは立方晶カイラル構造(P2_1_3,No.198)であり,アーク溶解の多結晶体試料の磁化率やメスバウアーの報告では4.2Kまで磁気秩序は起きていない.その理由はこの結晶構造がカイラル構造であるため,磁気的にフラストレーションを起こしているためである.本研究では,ブリッジマン法で単結晶育成に成功し,電気抵抗,比熱,磁化率を測定したところ,EuPtSiで3.9K,EuPtGeで3.4Kに反強磁性の磁気秩序を確認した.また,その反強磁性転移は1次の相転移であった.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680935098368
  • NII論文ID
    130006244974
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_2276
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ