情報熱力学における十分統計量の役割
書誌事項
- タイトル別名
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- Role of sufficient statistics in information thermodynamics
説明
<p>制御理論では最適推定や最適制御と呼ばれる推定、フィードバックの方法が存在する。しかし、それらの最適性が熱力学の枠組みでどのように解釈できるかは明らかでなかった。そこで我々は、フィードバックを含んだ熱力学の理論体系である情報熱力学を用いて、それらが「測定によって得られた情報を最大に活用するシステムを構成する方法である」ということを明らかにし、この構造は十分統計量と呼ばれる統計学の概念で統一的に理解できることを示した。</p>
収録刊行物
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- 日本物理学会講演概要集
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日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2648-2648, 2016
一般社団法人 日本物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680935675392
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- NII論文ID
- 130006245405
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- ISSN
- 21890803
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可