重い電子系化合物CeRhIn<sub>5</sub>の圧力下In-NQRによる研究

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タイトル別名
  • In-NQR measurement under pressure in heavy fermion compound CeRhIn<sub>5</sub>

抄録

<p>重い電子系化合物CeRhIn_5_は常圧では反強磁性体(T_N_ = 3.8 K)で、2GPa以上の圧力下では超伝導が発現する。常圧ではらせん状の磁気構造(不整合)を有しており、圧力下においても中性子散乱実験(単結晶)やNQR法(粉末試料)によって研究されてきた。NQR測定では、右図のように1.7GPaで不整合から不整合な磁気構造へと変わることが観測されたが、単結晶試料を用いた中性子散乱実験では整合な反強磁性を確認できておらず、それぞれの測定で結果が一致していなかった。今回我々は本質的な磁気構造をNQR法で調べるため、単結晶試料を用いて測定を行った。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680935871744
  • NII論文ID
    130006244759
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_2100
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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