砂丘骨格模型を用いた3断面バルハンの安定性解析

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タイトル別名
  • Stability analysis of barchan consisting of 3 cross sections using dune-skelton-model

抄録

<p>新屋・西森の考案した砂丘骨格模型とは、三次元バルハンから風向きに対する鉛直断面(三角形)を少数個抽出して、各断面の風向き方向の移動と断面間の砂のやり取り、及び断面内での頂上を越える砂のやり取りを考慮することで元の三次元バルハンの変形や移動過程を低次元力学系として記述する数理モデルである。新屋による先行研究では、真ん中の断面を2、両端を1、3とする三つの二次元砂丘が相互作用する系を考え、断面が移動する過程では断面1、3は断面2を挟んで位置、高さ共に対称であるという仮定をおいた。その下で、頂上を越える砂の量と風上斜面の断面間の砂の流れやすさを変化させたシミュレーションによる3断面砂丘の安定性に関する相図を作成した。本講演では、同じ状況設定下での解析的手法による相図を作成し、シミュレーションによる相図と比較することで整合性について吟味したのでそれを発表する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680936101248
  • NII論文ID
    130006245445
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_2740
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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