反強磁性カイラル正四角台塔系(A(TiO)Cu<sub>4</sub>(PO<sub>4</sub>)<sub>4</sub>(A=Ba, Sr))の磁化曲線と電気磁気効果

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タイトル別名
  • Magnetization Curve and Magnetoelectric Effect in Antiferromagnetic Chiral Square Cupolas (A(TiO)Cu<sub>4</sub>(PO<sub>4</sub>)<sub>4</sub>(A=Ba, Sr))

抄録

<p>最近局所的に反転対称性の無い正四角台塔型のユニット,Cu_4_O_12_, を内包する擬二次元物質系 !LaTeX$A$(TiO)Cu_4_(PO_4_)_4_ (!LaTeX$A$=Ba, Sr)が新たに合成された.本講演では,系の対称性を考慮した局在スピン系の理論模型の解析 結果を報告する.具体的には以下の点について報告する.有限磁場下の解析を行った結果,実験で得られた磁化曲線を良く再現することがわ かった.さらに,高磁場領域において,磁化曲線にはほとんど変化をもたらさない反強磁性相間の隠れた相転移が存在することを発見した.ま たこの相転移が格子のカイラリティによって制御可能であることがわかった.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680936699904
  • NII論文ID
    130006244480
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_1850
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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