代数的整数論を応用した2次元格子整合理論

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Application of algebraic number theory to 2-dimensional lattice matching

抄録

<p>2次元物質の構造解析や材料設計において2つの2次元格子が整合するか否かは重要な問題である。我々は2次元格子の整合を議論するにあたり、2次元ユークリッド空間と複素平面を同一視することで2次元格子に「環」の構造を入れる手法を提案している。本研究では2つの格子が重なってできる超構造の対称性は代数体の不変量であるイデアル類群によって決まることを明らかにした。また本研究の応用例として金属上のグラフェンにみられるようなモアレパターンの解析手法も紹介する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680937295744
  • NII論文ID
    130006245088
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_2354
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ