半導体量子ドットにおける光双安定性の出現
-
- 三森 康義
- 東北大通研
-
- 常盤 圭祐
- 東北大通研
-
- Sadgrove M.
- 東北大通研
-
- 枝松 圭一
- 東北大通研
書誌事項
- タイトル別名
-
- Optical bistability in a semiconductor quantum dot
抄録
<p>光双安定性は入力光強度に対して出力光強度が2つの値をとり、履歴曲線を描く光学現象である。光双安定性は、一般に共振器中にカー媒質を導入することにより実現される。一方、半導体量子ドットにおいては、局所電場効果により励起子分極の共鳴エネルギーが光照射強度により変調される。このため量子ドットは強い光学非線形性を示し、量子ドット単体で、光双安定性を発現する可能性を秘めている。本研究では理論的にその可能性について検討する。</p>
収録刊行物
-
- 日本物理学会講演概要集
-
日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1549-1549, 2017
一般社団法人 日本物理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282681022566528
-
- NII論文ID
- 130006709304
-
- ISSN
- 21890803
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可