半導体量子ドットにおける光双安定性の出現

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タイトル別名
  • Optical bistability in a semiconductor quantum dot

抄録

<p>光双安定性は入力光強度に対して出力光強度が2つの値をとり、履歴曲線を描く光学現象である。光双安定性は、一般に共振器中にカー媒質を導入することにより実現される。一方、半導体量子ドットにおいては、局所電場効果により励起子分極の共鳴エネルギーが光照射強度により変調される。このため量子ドットは強い光学非線形性を示し、量子ドット単体で、光双安定性を発現する可能性を秘めている。本研究では理論的にその可能性について検討する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681022566528
  • NII論文ID
    130006709304
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.72.1.0_1549
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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