量子Stoner-Wohlfarth模型におけるエネルギーギャップ構造の臨界的性質と磁場掃引下での磁化ダイナミクス
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- 鳩村 拓矢
- 東大理
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- Barbara Bernard
- CNRS
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- 宮下 精二
- 東大理
書誌事項
- タイトル別名
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- Critical properties of the energy gap structure and swept-field-induced magnetization dynamics in the quantum Stoner-Wohlfarth model
抄録
<p>量子Stoner-Wohlfarth模型において、準安定状態に対応する部分のエネルギーギャップに臨界現象が起きることがわかっていたが、それが実際の物理量にどのような影響をもたらすのかを調べた。その結果、小さいが有限の速度で磁場を掃引した場合、磁化反転するときの磁場の大きさにその臨界指数が反映されることがわかった。また、磁場を掃引したときにその強さによらない特徴的な振動が振動が現れ、その観測可能性について議論した。</p>
収録刊行物
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- 日本物理学会講演概要集
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日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 994-994, 2017
一般社団法人 日本物理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681023165824
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- NII論文ID
- 130006711961
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- ISSN
- 21890803
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可