LHD重水素プラズマ中の入射陽子速度分布関数とノックオンテイル観測シナリオ

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タイトル別名
  • Proton velocity distribution function and observation scenario of knock-on tail in LHD deuterium plasma

抄録

<p>イオンのエネルギーが高くなると、衝突過程に核力の影響が現れる。微分散乱断面積の実測値からクーロン力による部分を差し引き,残りを立体角にわたって積分したものは、核弾性散乱断面積と定義される。陽子beamを入射したLHD重水素プラズマを想定し、発生する中性子・ガンマ線を計測することによる核弾性散乱効果の観測法を提示している。今回は、磁場配位中の高速イオン軌道解析により、入射beamのイオン化分布を考慮の上で陽子分布関数を評価した。局所的な中性子・ガンマ線発生率を調べることで、ノックオンテイル観測シナリオへの影響をより詳細に確認したので報告する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681023222016
  • NII論文ID
    130006711992
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.72.1.0_975
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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