π-d系物質λ-(STF)<sub>2</sub>FeCl<sub>4</sub>のメスバウアー測定

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タイトル別名
  • M\” {o}ssbauer spectroscopy of \lambda-(STF)<sub>2</sub>FeCl<sub>4</sub>

抄録

<p>\lambda-(BETS)_2_FeCl_4_はd電子に強い\pi-d相互作用が働くにもかかわらず、低温まで常磁性的挙動を示す異常磁気状態を示す。この異常磁気状態の発現には、\pi電子系が低温で示す金属絶縁体転移が重要とされているが、その起源は未解明である。\lambda-(STF) _2_FeCl_4_は\lambda-(BETS) _2_FeCl_4_と同型の塩でありながら、\pi電子系は室温から絶縁体であるため、金属絶縁体転移を伴わない場合のd電子系の低温磁気状態を議論することができる。本研究では、\lambda-(STF) _2_FeCl_4_の^57^Feメスバウアー測定を行い、\lambda-(STF) _2_FeCl_4_の磁気状態について調べた。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681023323648
  • NII論文ID
    130006709604
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.72.1.0_1753
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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