ボース統計に由来するエネルギーギャップと巨視的な超流動流の発生
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- 国府 俊一郎
- 高知大理
書誌事項
- タイトル別名
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- Energy gap due to Bose statistics and the occurrence of macroscopic superflow
抄録
<p>ボース粒子系では粒子間に相互作用がなくともボース統計に由来するエネルギーギャップが存在する。微分幾何の方法を用いて、このエネルギーギャップの表式を求める。このエネルギーギャップが粒子の流れの中で現れるのは、流れの方向に対して横方向の集団的な変位をする場合である。一方縦方向の集団的な変位にはこのエネルギーギャップは現れない。低温になるとこの差が拡大され、巨視的な縦方向の超流動流が生まれる。他方、流れに対して横方向の運動は、常流体における粘性の原因であるが、低温でも微視的な運動のままに止まる。線形応答理論を横方向にエネルギーギャップをもつボース粒子系に適用し、以上の統計性と超流動性の関係を明らかにする。</p>
収録刊行物
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- 日本物理学会講演概要集
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日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 3002-3002, 2017
一般社団法人 日本物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681025062272
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- NII論文ID
- 130006710916
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- ISSN
- 21890803
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可