うなり棒に関する総合考察
抄録
うなり棒とは、よくお祭りで売っている、ジャバラ型をした長い筒のことです。長さ77cm、筒の半径は1.9cmと1.3cmで、手に持って回転させると、そのスピードに応じて、音程が変化するおもちゃです。音が出る原因は、開管の気柱共鳴という物理現象で説明できますが、次の2点がわからないままでした。(1)物理公式で計算される音程より低い音程で鳴る(2)棒は1つしかないのに、「うなり」が観測される(明かに振動数の近い2つの音が鳴っている)。この原因を物理的な手法を使って解明してみました。
収録刊行物
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- 物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
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物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集 16 (0), 86-, 1999
日本物理教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681027931648
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- NII論文ID
- 110003335758
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- ISSN
- 24330655
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可