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- 有光 興記
- 関西学院大学大学院文学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Guilt, shame/embarrassment, and their personality correlates.
- ザイアクカン シュウチシン ト セイカク トクセイ ノ カンケイ
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説明
本研究は, 罪悪感と羞恥心(恥の意識, コミュニケーション不安)の関係および性格特性との関連を明確にするために行われた. 大学生292名を対象に, 罪悪感喚起状況尺度, 状況別羞恥感情尺度, 自己意識尺度, Big Five尺度による自記式調査を実施した. その結果, 罪悪感と羞恥心間に高い正の相関関係が認められた. また, 羞恥心の影響を除去した純粋な罪悪感は, 調和性, 私的自己意識と正の相関が認められ, 罪悪感の影響を除去した純粋な恥の意識は, 情緒不安定性, 公的自己意識と正の相関, 調和性と負の相関が認められた. 罪悪感の影響を除去した純粋な気恥ずかしさ(コミュニケーション不安の下位因子)は, 情緒不安定性, 公的自己意識と正の相関, 外向性, 開放性, 調和性と負の相関が認められた. 以上の結果, 罪悪感には社会的適応機能があり, 羞恥心は不適応行動につながる可能性が示唆された. また, 罪悪感, 羞恥心と自己意識の関係は男女で異なっており, その原因として性役割の違いが論議された.
収録刊行物
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- 性格心理学研究
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性格心理学研究 9 (2), 71-86, 2001
日本パーソナリティ心理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681032574208
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- NII論文ID
- 110001223682
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- NII書誌ID
- AA11512495
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- ISSN
- 2432695X
- 13453629
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- NDL書誌ID
- 5797781
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可