民家・町家の省エネ温熱環境改善のためのゾーニング改修手法開発

書誌事項

タイトル別名
  • Development of zoning-renovation method which improve energy saving and thermal environment for minka and machiya
  • 民家・町家の省エネ温熱環境改善のためのゾーニング改修手法開発 : ゾーニング改修に向けた住宅診断法及び熱的性能評価手法の検討
  • ミンカ ・ マチヤ ノ ショウエネ オンネツ カンキョウ カイゼン ノ タメ ノ ゾーニング カイシュウ シュホウ カイハツ : ゾーニング カイシュウ ニ ムケタ ジュウタク シンダンホウ オヨビ ネツテキ セイノウ ヒョウカ シュホウ ノ ケントウ
  • ゾーニング改修に向けた住宅診断法及び熱的性能評価手法の検討
  • a study about inspecting method of dwelling house and thermal performance evaluation method for zoning-renovation

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抄録

既存住宅の断熱改修が注目されつつある中で,民家・町家など大規模で伝統的な造りの住宅においては,日常的な生活ゾーンのみを区切って改修する「ゾーニング改修」が有効な1つの手法と考えられるが,その方法論及び適切な評価法は確立されていない。そこで本研究ではこれらの確立を目的として、ゾーニング改修事例の収集・整理と既存の住宅診断法のゾーニング改修への活用検討を行うとともに、シミュレーションによる改修部位優先度及び熱適性能評価手法の検討を行った。実際にゾーニング改修を検討中の民家でスタディを行った結果、温熱環境把握用に作成したチェックリストは改修ゾーンの検討に有用なものとなったこと、改修部位では天井を優先することが負荷削減の面で有効なこと、UA値評価では非断熱室を仮想外壁として扱う手法が最も有用であることなどが明らかとなった。

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