-
- 武本 俊彦
- 環境エネルギー政策研究所
書誌事項
- タイトル別名
-
- A Proposal of the Appropriate Land Utilization System for Averting Future Landscape Conflicts
- シゼン エネルギー ジギョウシャ ト シュウヘン ジュウミン ト ノ フンソウ オ カイヒ スル タメ ノ トチ リヨウ セイド ノ アリカタ
この論文をさがす
説明
日本の農山村では、メガソーラーバブルが起きている。その主な原因は、固定価格買取制度(FIT)の導入に加え、日本の土地利用制度が、土地所有権の絶対性の観念が優越し、公共の福祉の観点から制定されたルールに基づいて利用させるシステム(欧米の制度のように、地域全体の土地が、「計画なくして開発なし、建築不自由の原則」の下に置かれ、地域の制定したルールに基づく場合に限って開発・建築が認められること)になっていないことによるものである。日本の土地利用制度が、このような欧米の制度とは異なった形で成立したことを歴史的に分析し、パネル設置などの地域における今後の開発行為に伴う紛争を回避するための制度のあり方を提言する。すなわち、必要な法改正への取り組みが基本であるものの、ただちに実現できるかどうかが不確実であることから、当面、分権改革によって与えられた「自治体の法令解釈権」を活用していくことを提言する。
収録刊行物
-
- 地域生活学研究
-
地域生活学研究 07 (0), 42-50, 2016
地域生活学研究会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282681072276480
-
- NII論文ID
- 130006730999
-
- NII書誌ID
- AA12558571
-
- ISSN
- 24321133
- 21869022
-
- HANDLE
- 10110/00016756
-
- NDL書誌ID
- 028404468
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可