河川陸封されたイシガキヌマエビの初期生活史〔英文〕

書誌事項

タイトル別名
  • EARLY LIFE-HISTORY OF THE LAND-LOCKED ATYID SHRIMP, CARIDINA DENTICULATA ISHIGAKIENSIS FUJINO ET SHOKITA, FROM THE RYUKYU ISLANDS
  • カセン リクフウサレタ イシガキヌマエビ ノ ショキ セイカツシ エイブン

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抄録

南西琉球の石垣島に河川陸封されているイシガキヌマエビの卵数や卵の大きさ及び初期生活史における形態変化について記載した。本種は大卵を小数産む。ふ化直後の幼生は胸脚に外肢がなく,浮泳生活期が省略されていて,ふ化と同時に底着生活に入る。また,第1幼生の尾節は小,中卵型エビ類の第2幼生期に相同で,尾部を除く他の付属肢は全て成体形に似ている。眼は可動。生息場所は山間部の上流域で,流れのゆるやかな岸辺や小支流の水留り等で生活している。

収録刊行物

  • 甲殻類の研究

    甲殻類の研究 7 (0), 1-10, 1976

    一般社団法人 日本甲殻類学会

被引用文献 (1)*注記

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