"物質の量"か"物質量"か : "amount of substance"をどう訳すか(周期律)

書誌事項

タイトル別名
  • On the Japanese Translation of the Term "Amount of Substance"

抄録

日本化学会発行のパンフレット(以下, "手引"と書く)によれば, 従来しばしば"モル数"と呼ばれている物理量(以下, 必要なときは"通常molで量られる物理量"と書く)は"物質の量"と呼ぶのが妥当である, という。いうまでもなく"amount of substance"の訳だが, しかしこの訳語ははなはだ使いにくい。筆者は最近化学計算に関する旧著を書きなおす機会があったが, この言葉を使おうとして使いきれず, 結局"物質量"という言葉を使って切り抜けた経験をもつ。以下, これらの言葉をめぐる筆者の考えを述べ, 大方のご批判を仰ぎたい。

収録刊行物

  • 化学教育

    化学教育 34 (1), 70-71, 1986

    公益社団法人 日本化学会

被引用文献 (2)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681074980352
  • NII論文ID
    110001824949
  • DOI
    10.20665/kagakukyouiku.34.1_70
  • ISSN
    24326542
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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