書誌事項
- タイトル別名
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- The Tribute to Izakaya
- イザカヤ ライサン
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説明
居酒屋が見直されている。といっても大手チェーンではなく,古くからその町に根づいている大衆酒場である。2008年には「古典酒場」という雑誌も誕生し東京北区にある下町酒場にもずいぶんスーツ姿の人が増えた。人は酒場に何を求めるのか? マニュアルの応対,オペレーションの効率化による低価格化,アンケートによる改善,それでは自分のやっている仕事と同じようであり憩えない。安くてうまい肴,懸命に働く店の方の姿,時に育まれた雰囲気とそれを維持するための努力,そういった場に浸ることを筆者は「酒場浴」と呼んでいる。<br>最近,製造者は,力を持った流通の方ばかり気にしているように見える。実際にお酒が飲まれている現場(酒場)をみることが酒造りへの喜びと誇りにつながり,またヒントもあるのではないかと思う。どうですか今晩?
収録刊行物
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- 日本醸造協会誌
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日本醸造協会誌 105 (6), 350-355, 2010
公益財団法人 日本醸造協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681078476416
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- NII論文ID
- 10026416526
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- NII書誌ID
- AN10034389
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- ISSN
- 21864012
- 09147314
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- NDL書誌ID
- 10747148
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可