コンピュータウィルスに関する調査
書誌事項
- タイトル別名
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- Research on Computer Virus
抄録
現在ネットワーク上ではコンピュータウィルスが猛威を振るっている.最近は高性能のウィルス対策ソフトが発売され,ウィルスにかかりにくくはなってきているが,ウィルスそのものも日増しに高度化している.そこで大学生のコンピュータウィルスに対する意識はどのようなものなのか調査した.大学生に選択式無記名のアンケートを実施し,コンピュータウィルスに関してどの程度関心があるのか,またしっかりと対策を行っているのか調べた.その結果 Mac OS 利用者以外は全て何らかの方法でウィルス対策を行っていたが,感染経験のある人も複数いて,対策が十分であるとは言えなかった.今後個人情報や研究論文等を扱う上で大変不安である.これからは中学校や高等学校での情報リテラシー教育をもっと厚くして,大学生になって大多数の人が自分のパソコンを持つようになる前に,コンピュータウィルスの脅威を十分に理解させなければならない.
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 25 (1), 29-32, 2010
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681085019264
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- NII論文ID
- 130006655380
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可