致死性病原体フォーラーネグレリアの高感度検出
書誌事項
- タイトル別名
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- High sensitive detection of fatal pathogenic amoeba Naegleria fowleri
説明
フォーラーネグレリア (以下 N. fowleri)は,ヒトに対して致死性の原発性アメーバ性髄膜脳炎(PAM)を引き起こす.N. fowleri による感染は世界中で報告されているが,PAM に対する有効な治療法はない.PAM 感染死亡者の約 8 割は小中学生であるため,野外観察や課外授業での児童生徒への感染が否めず,N. fowleri の感染予防のための早期発見が重要である.そこで演者らは,安全な課外授業を行うため,PCR 法を用いた N. fowleri 高感度検出法を構築した.この検出法により,自然環境中から分離したサンプルに N. fowleri がわずかでも存在すれば検出できる可能性が示された.
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 28 (1), 25-26, 2013
一般社団法人 日本科学教育学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681086935040
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- NII論文ID
- 130006655587
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可