PISA ショック後のドイツにおける幼児期の科学教育の展開
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- 遠藤 優介
- 筑波大学大学院人間総合科学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Trends of Science Education in Early Childhood in Germany after the PISA-Shock
- ―バイエルン州を事例として―
- Taking the State of Bayern as an Example
説明
本稿では,PISA ショック後のドイツ幼児教育改革の方向性を俯瞰しつつ,バイエルン州を事例に幼児期の科学教育に関する特徴を探った。その結果,次の二点が明らかとなった。(1)陶冶・訓育目標の観点から,目標の具体化・明確化が図られているとともに,科学的探究のスキルに関する理解・習得等が幼児期からすでに標榜されている点。(2)内容構成の観点から,子どもの興味・関心に基軸を置いた内容の選択が図られつつも,初等教育段階への円滑な接続をも視野に収められている点。
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 28 (5), 78-81, 2018
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681087018752
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- NII論文ID
- 130006655649
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可