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- 除村 健俊
- 日本アイ・ビー・エム株式会社
書誌事項
- タイトル別名
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- View to a project in IPD(Integrated Product Development)(PM Case)
- 我が社のPM事例 IBMの製品開発体系IPDにおけるプロジェクトの考え方
- ワガシャ ノ PM ジレイ IBM ノ セイヒン カイハツ タイケイ IPD ニ オケル プロジェクト ノ カンガエカタ
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説明
プロジェクトを円滑に進めるためには,プロジェクトマネジメントスキルやプロジェクトマネジャーの能力に加え,プロジェクトを支える組織プロセス,ツール,知識・情報などが整備されていることが重要である.IBMでハードウェアやソフトウェア開発で使われている統合製品開発"IPD(Integrated Product Development)"はこの基盤を提供する体系であり,また製品開発の統合マネジメント・システムである.このIPDにおいて製品開発プロジェクトを経営における投資と考え,開発チームは投資に対するリターン(製品の完成と事業収益)をコミットメントする.そして,経営者と開発チームの間で契約を結ぶと考え,経営者は開発チームに必要な経営資源の使用許可を与える.このような関係はビル建設における投資家と建築請負業者の関係で説明することができる.本稿では製品開発プロジェクトに対する投資,コミットメント,契約という考え方を基礎とし,プロジェクトマネジメントの基礎知識を援用することでIPDを構成するコアとなる考え方が導けることを示す.
収録刊行物
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- プロジェクトマネジメント学会誌
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プロジェクトマネジメント学会誌 8 (1), 34-37, 2006
一般社団法人 プロジェクトマネジメント学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681087565696
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- NII論文ID
- 110006278263
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- NII書誌ID
- AA11391448
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- ISSN
- 24333069
- 1345031X
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- NDL書誌ID
- 8053527
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可