労働史オーラルヒストリー・アーカイブの試み : 映像化の取り組みと資料の利用可能性を中心に(<小特集>調査研究における映像資料利用の可能性と課題)

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書誌事項

タイトル別名
  • A Labor Oral History Archive Project : Focusing on Efforts to Turn Materials Into Video Images and on the Usability of Oral Testimony(<Special Report>Possibilities for and Challenges of Using Video Archives in Research)

抄録

本稿の目的は,大阪産業労働資料館・エル・ライブラリーと共同で行っている労働史オーラルヒストリー・アーカイブ・プロジェクトについて報告することである。今回,我々が最も力を入れたことはオーラルヒストリーの映像化である。日本におけるオーラルヒストリーは,音声を文字に転写したトランスクリプションの保存・整理が中心であったが,近年,映像化にも関心が集まっている。本稿では,オーラルヒストリー・アーカイブに関するいくつかの論点を指摘した後に,Web上に公開した労働史オーラルヒストリー・アーカイブのホームページを紹介し,その成果と課題を検討した。

収録刊行物

  • 社会政策

    社会政策 7 (3), 102-112, 2016

    社会政策学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681094647552
  • NII論文ID
    110010050847
  • DOI
    10.24533/spls.7.3_102
  • ISSN
    24332984
    18831850
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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