企業における人材育成の現状と課題(<特集>変化する教育訓練とキャリア形成-社会政策学会第122回大会共通論題)

書誌事項

タイトル別名
  • Issues Concerning Vocational Training in the Japanese Company : Focusing on Recent Change

説明

日本企業における人材育成の現状を実証的に検証し,あわせて学校教育との接続や公共訓練との連携からみたときの重要な論点及び研究と政策の両面での今後の課題を整理することが本論文の基本的なねらいである。これまで,日本企業の正規従業員に対する人材育成の特徴は,訓練可能性のある新規学卒者を,企業内でのOJTをベースに,長期のキャリアの中で行う,というものであり,企業内教育訓練は主導的な役割を担っていた。企業内教育訓練の機能変化や機能低下がみられるとすれば,企業規模間,雇用形態間で訓練機会格差があり,職業別労働市場が未整備な日本の労働市場にあって,いかなる政策的課題を浮き上がらせることになるのか,実証的に検討する必要がある。

収録刊行物

  • 社会政策

    社会政策 3 (3), 9-24, 2012

    社会政策学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681094698240
  • NII論文ID
    110009477916
  • DOI
    10.24533/spls.3.3_9
  • ISSN
    24332984
    18831850
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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