食品の産地判別技術の現状と今後の展望
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- 有山 薫
- 一般財団法人 日本穀物検定協会 東京分析センター
書誌事項
- タイトル別名
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- The Current Situation and Perspectives for the Future of the Technique for Determining the Geographical Origin of Food Raw Materials.
- ショクヒン ノ サンチ ハンベツ ギジュツ ノ ゲンジョウ ト コンゴ ノ テンボウ
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抄録
昨年の秋ごろレストランにおける食材の誤表示が発覚し,食品の原材料,産地の表示問題が改めて注目を集めた,酒類については地理的表示に関する表示基準により,本格焼酎の「壱岐」,「球磨」,「琉球」,「薩摩」,清酒の「白山」が保護されているところであるが,平成25年7月,ワインの「山梨」も新たに国税庁長官から指定されている。また,果実酒の平成24年度の課税移出数量は約35万kLとなっており,ワインがかなり普及してきている。しかしながら,本稿には日本産ブドウ原料との表示がある市販ワインの原料が外国産である可能性が示されている。ワイン製造に携る方々には本稿をよくお読みいただき,もう一度自社製品の表示について消費者の視点に立って見直して頂きたい。
収録刊行物
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- 日本醸造協会誌
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日本醸造協会誌 109 (6), 402-409, 2014
公益財団法人 日本醸造協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681104204160
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- NII論文ID
- 130006496588
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- NII書誌ID
- AN10034389
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- ISSN
- 21864012
- 09147314
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- NDL書誌ID
- 025585397
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可