1-2 マルチパス環境下での無線式測距値の品質改善の検討(セッション1「データ収集・解析」)

説明

電波伝搬時間の測定値から対象経路の距離を算出する無線式測距では,対象外の経路を伝搬するマルチパス波(反射波)が受信信号に重畳すると,電波伝搬時間の測定結果に誤差を生じて,測距値の品質低下を招く。本論文では,スペクトル拡散通信を用いた無線式測距について,マルチパス波による測距誤差をまず検討した。次に,測距誤差の低減方法を提案し,誤差低減効果をシミュレーションにより示した。また,同方法を実際の無線機に適用したときの誤差低減例を示した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681108309632
  • NII論文ID
    110007010236
  • DOI
    10.11348/reajsym.2006autumn.19.0_17
  • ISSN
    24242357
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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