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- 大崎 雅一
- 姫路工業大学:兵庫県立人と自然の博物館
書誌事項
- タイトル別名
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- A Historical Perspective on the Present Situation of |Gwi and ||Gana Bushman(<Theme Articles>Present-day Hunters and Gatherers)
- 歴史的観点から見た|Gwiと∥Ganaブッシュマンの現状--セントラル・カラハリの事例より
- レキシテキ カンテン カラ ミタ Gwi ト Gana ブッシュマン ノ ゲン
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抄録
これまでセントラル・カラハリのブッシュマンは,外部社会とほとんど関わることなく,猟採取によって自給自足的な生活をおくってきたと考えられてきた。しかし,彼ら自身の伝承によると,およそ100年前にツワナ族と推定される男が首長制,ツワナへの貢ぎ物などをブッシュマン社会に導入したという。しかし,|Gwiと||Ganaブッシュマン社会では首長制は根づかず,貢ぎ物も首長の一族が中心となっておこなっていただけで,そのうえ交易の色彩が強く,ツワナの影響力はほとんどなかった。セントラル・カラハリでは,1976年に初めて政府による開発が始まった。しかし,食糧配給に依存した生活,保護区からの立ち退き問題,狩猟規制の強化などブッシュマンたちの生活を脅かす問題が山積みしている。このため,従来の政府指導による開発に代わり,ブッシュマンの伝統を尊重した開発が必要で,民族学者の参加も考慮すべきである。
収録刊行物
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- 民族學研究
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民族學研究 61 (2), 263-276, 1996
日本文化人類学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681112089472
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- NII論文ID
- 110001100341
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- NII書誌ID
- AN00408358
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- ISSN
- 00215023
- 24240508
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- NDL書誌ID
- 4234430
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可