教育の社会実験とチャータースクール

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抄録

チャータースクールについて議論する第3回目のフォーラムである。これまで「チャータースクールの理論と実態」、「チャータースクールの多様性と可能性」と題して、チャータースクールを多面的かつ内在的に取り上げてきた。今回は、日本の教育改革とチャータースクールの接点を探りたい。昨年来、教育特区が政策立案され、実施に移されつつある。最近の教育特区の政策メニューには、公設民営の学校設置もあげられている。こうしたなかで、日本版チャータースクールを実現させようとする民間の動きもある。いったい、教育特区とはなにか、民間の社会実験やチャータースクールに特区はふさわしい「器」なのか、市民の教育実験の現場を踏まえて検証したい。

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