3G1-C1 光の屈折と分散のみに基づく虹の視聴覚教材づくりのためのシナリオの検討について(科学教育各論(3),一般研究発表,転換期の科学教育:これからの科学的リテラシー)

書誌事項

タイトル別名
  • 3G1-C1 A Presentation of CG Education Aids, Based on an Optical Scattering Mechanism of a Rainbow, for the Leamers of Broad Generations

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抄録

本研究は,虹という美しい自然現象の教育的役割を,表面的な光の屈折と分散の参考に止めるのではなく,物理学習者を魅了する光波の主役的な教材にまで高めるためのシナリオ設計である。"なぜ"を大切にする科学教育は,きちんと理解することによる面白さが満喫できねばならない。虻を見上げる角度の折り返す極大域が「尖がり屋根」でなく「ドーム」の頂上なので光が濃くなって虹が見える,という明確な学習者イコール観測者の視点に立つ。平行光線束が光を強めるという理解へいざなう方法には,実質陶冶から形式陶冶にまで踏み込んだ価値がある。これを動画(CG)教材化することで,従来は最小限の役割しか果たせなかった虹本来の教育的役割が果たせるようになる。動画教材ならば,学校児童への理科教育から大人への生涯教育にいたるまで広範に有効利用されるであろう。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681207043200
  • NII論文ID
    110007456183
  • NII書誌ID
    AN1035926X
  • DOI
    10.14935/jssep.32.0_447
  • ISSN
    24332925
    09134476
    21863628
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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