95., 亞細亞産化石象に見られる3種の齒牙腫に就て
書誌事項
- タイトル別名
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- 95., Three Different Kinds of Odontoma found in the Molars of Asiatic Fossil Elephants
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説明
山下兼一は京濱線蔡家講驛附近 地表下9米の砂層(最新世新期)から Elephas mammonteus, Equus cf., przewalskii Rhinoceros, antiquitatis, Bos primigenius 等を發掘し, 之等標本を靜岡高等學校の今野教授に寄贈した。筆者は昨年今野教授の御好意に依り該標本を研究し, その中に興味ある齒牙腫の1例を發見したので, 此處に報告する。下顎齒の單純齒牙腫で, 其位置は不明である。斷面に於ける琺瑯質の模樣は寫眞圖に示したやうに全く不規則で, その幅も正常齒牙の約1.,5倍ある。白堊質の附著は可成り多い方で, 乳状突起の末端を被ふ。
収録刊行物
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- 地質学雑誌
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地質学雑誌 46 (554), 581-582, 1939
一般社団法人 日本地質学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681213977344
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- NII論文ID
- 110003011140
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- NII書誌ID
- AN00141768
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- ISSN
- 13499963
- 00167630
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可