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- 小林 哲夫
- 鹿児島大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The 2014 and 2015 eruptions of Shindake Volcano, Kuchinoerabujima Island, southwest Japan: possibility of phreatic eruption
- クチエラブジマ ・ シン ダケ ノ 2014 ・ 2015ネン フンカ : スイジョウキ フンカ ノ カノウセイ
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抄録
<p>口永良部島・新岳では,2014年8月と2015年5・6月に爆発的な噴火が発生した.噴出物中には新鮮な火山ガラスが含まれていたため,マグマ水蒸気噴火ないしマグマ噴火で,火砕流が発生したと報道された.しかし新鮮な物質は非発泡で,石基はほぼ結晶質であったため,マグマが火道中で固結した貫入岩体の破片と推定された.</p><p>類似した噴出物の代表例は,1966年の爆発的噴火で放出された高温のジョインテッドブロックである.これら岩塊も高温の岩脈が破砕され噴出したものと判断される.爆発の原因は高温岩体と地下水が反応した蒸気爆発と推定され,噴火メカニズムは水蒸気噴火と酷似していた.新岳の歴史時代の爆発的噴火でも,今回と同じような高温の固結岩塊を噴出した事例が多いかもしれない.なお火口から斜面方向に噴出した噴煙はブラストであったと判断できる.2015年噴火のブラストは,100km/h以上の高速で海岸に達した.</p>
収録刊行物
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- 地質学雑誌
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地質学雑誌 123 (5), 309-319, 2017-05-15
一般社団法人 日本地質学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681216187648
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- NII論文ID
- 130005858649
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- NII書誌ID
- AN00141768
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- ISSN
- 13499963
- 00167630
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- NDL書誌ID
- 028308914
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可