書誌事項
- タイトル別名
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- Lithology and upper boundary of the Olduvai Subchronozone in a core recovered from the middle Kazusa Group (Lower Pleistocene) on the Miura Peninsula, Pacific side of central Japan
- ミウラ ハントウ ホクブ ノ カズサソウグン チュウブ(カブ コウシントウ)デ クッサク サレタ コア ノ タイセキソウ ト オルドバイ セイ ジキョク アタイ ノ ジョウゲン
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抄録
横浜市南部で掘削された全長105.0 mのコアでオルドバイ正磁極亜帯上限境界を確認した.コアは前弧海盆堆積物の上総層群大船層最下部(0.8~6.0 m,塊状泥岩層)と野島層上部(6.0~105.0 m)からなる.YH02とSg3凝灰岩層は26.83~27.03 mと8.58~9.72 mに確認でき,房総半島上総層群のKd39とKd38凝灰岩層にそれぞれ対比される.野島層は岩相,堆積様式,磁気特性から,層準A(73.2~105.0 m,塊状泥岩層,砂質泥岩層),層準B(38.5~73.2 m,塊状泥岩層から砂岩層に上方粗粒化),層準C(6.0~38.5 m,砂岩層から塊状泥岩層に上方細粒化)に区分される.層準Bは地層の傾斜の大きな変化および帯磁率異方性と古地磁気伏角から海底地すべり堆積物と推定した.古地磁気伏角から,オルドバイ上限の地磁気の逆転は84.64~86.77 mの層準で起き,浮遊性有孔虫化石G. inflataの酸素安定同位体比による2通りの年代モデルから,2800年間あるいは3200年間と計算した.
収録刊行物
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- 地質学雑誌
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地質学雑誌 120 (2), 53-70, 2014-02-15
一般社団法人 日本地質学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681216690304
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- NII論文ID
- 130004448286
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- NII書誌ID
- AN00141768
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC2cXhtFWjurbM
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- ISSN
- 13499963
- 00167630
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- NDL書誌ID
- 025312008
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可