<b>上杉鷹山とリスク管理 </b>

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タイトル別名
  • Uesugi Yozan and the risk management
  • 上杉鷹山とリスク管理
  • ウエスギ タカサン ト リスク カンリ

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説明

<p>米沢藩は,上杉謙信を家祖とする名門上杉氏を領主としていたが,米沢藩初代藩主となった上杉景勝は,関ヶ原の戦いで敗者となり,会津120 万石の大大名から米沢30 万石に減封となった.さらに三代藩主上杉綱勝の急死に伴う養子手続きの不手際により,鷹山が上杉家の養子となり家督を相続した時は,領知は15 万石まで激減していた.鷹山は,財政難に苦しむ米沢藩の藩政改革に生涯をかけて取り組み,成功に導いた藩主であった. 平成23 年3 月11 日,東日本を襲った大震災に混迷する社会を反映し,鷹山ならどのようなリーダーシップを発揮しただろうと,鷹山に対する関心が高まっている.鷹山の数々の施策を,水害・飢饉・火事など米沢藩領内の災害について,その備えや対応の視点から歴史的立場で報告する.</p>

収録刊行物

  • 安全工学

    安全工学 51 (4), 206-214, 2012

    安全工学会

参考文献 (9)*注記

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