<b>化学工学会安全部会における活動紹</b><b>介 </b>

  • 島田 行恭
    (独)労働安全衛生総合研究所 化学安全研究グループ
  • 仲 勇治
    東京工業大学 資源化学研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Activities in Safety Division of Society of Chemical Engineers Japan
  • 化学工学会安全部会における活動紹介
  • カガク コウガッカイ アンゼン ブカイ ニ オケル カツドウ ショウカイ

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抄録

<p>(社)化学工学会には14 の部会があり,大きく「基盤技術分野」と「展開技術分野」に分類され,すべての学会員が部会に参加できるようになっている.安全部会は「展開技術分野」に分類され,プロセス産業における安全の維持向上のための安全技術センターとしての役割を持って研究・教育・啓蒙活動を行っている.安全部会での議論の中心は,(1) 現場で実行できる安全管理の仕組みを考えること,(2)管理の仕組み全体と個別技術との関係を明らかにすること,(3)技術の枠組みと人間系組織との関係を明確にする仕組みを考えることである.本稿では安全部会設立の経緯と活動目的を述べた後,安全部会が対象とするプロセス安全分野における研究活動,安全思想の啓蒙活動,教育活動などについて紹介する.</p>

収録刊行物

  • 安全工学

    安全工学 49 (6), 342-346, 2010

    安全工学会

参考文献 (5)*注記

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