<b>有機過酸化物製造時の危険性評価の試み</b>

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<p><tt>有機過酸化物の製造時における危険性評価方法の一つとして,放熱速度の異なる簡単な反応装置を用いて発熱挙動と放熱挙動を別々に測定する方法を考案した,製造工程を原料仕込み時と熱成時の二つに分け,過ネオデカン酸かブチルについて測定を行った結果,放熱速度の小さい反応系および原料仕込み時の危険性が著しく高いことがわかった。また,熱爆発に関するセミョーノフの関係式を適用レたところ,臨界温度および臨界浴澱を計算で求めることがでぎた。朧界浴温については計箕値と実験により予想される値とがよく一致した. このようにして得られた危険性パラメーターは製造時における危険性とその隈界についての知見を与え,</tt><tt>反応温度の制御や異常事態への対応などに役立つものと思われる. </tt></p>

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  • CRID
    1390282681222205568
  • NII Article ID
    130006326012
  • DOI
    10.18943/safety.22.4_213
  • ISSN
    24240656
    05704480
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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