<b>粉じん雲の着火に関する研究</b>

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タイトル別名
  • 粉じん雲の着火に関する研究
  • フンジン ウン ノ チャッカ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

<p><tt>粉じん雲の着火確率に及ぼす着火源の特性の影響を調べた.粉じん雲の着火は粉じんと着火源の接触時間,着火エネルギーの大きさ,粉じん雲濃度などに影響を受けるので,粉じん雲濃度を一定(150観憩3)にして,火花放電持続時問を2~10ms,放電エネルギーを最大1.37Jまで変化したときの着火確率を調べた,さらに,火花放電持続時間を2msに固定し,粉じん雲濃度を150~550g/㎥に変えたとき,着火 エネルギーと着火確率の関係も調べた・ この結果,粉じん雲の着火確率は,着火エネルギー供給時間,着火エネルギー供給速度および粉じん雲濃度に影響を受けること,火花放電持続時間が2ms以上では,粉じん雲の着火エネルギーは火花放電持続時問に影響を受けないこと,粉じん雲の着火エネルギーは粉じん雲濃度の大きいほど小さくなり,</tt><tt>本研究に用いた微粉炭の最小着火エネルギーは約50mJであることなどを明らかにした。 </tt></p>

収録刊行物

  • 安全工学

    安全工学 26 (3), 148-152, 1987

    安全工学会

被引用文献 (1)*注記

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