社会資本構造物及び建築物防食の歴史的発展

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タイトル別名
  • Corrosion Engineering of Social Infrastructures and Buildings-A Historical Review of Events of Past Half Century-
  • シャカイ シホン コウゾウブツ オヨビ ケンチクブツ ボウショク ノ レキシテキ ハッテン
  • —A Historical Review of Events of Past Half Century—
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抄録

過去半世紀におけるわが国の社会資本構造物及び建築物の防食技術の発展を、社会の変化及びそれによって生じたニーズと関連付けて概説した. これは現在の防食技術の歴史的背景を新世代に伝承することを意図している. 短い歴史的概説に続いて, 10項目のトピックについてより詳細に述べた. 取り上げたのは, 無塗装耐候性鋼の利用, 初期における埋設パイプラインの電気防食, 鉄筋の腐食を避けるためのコンクリートの品質管理, 高力ボルトの遅れ破壊対策, 水配管に用いる耐みぞ状腐食電縫鋼管の開発, 建物周辺の埋設配管の早期腐食対策, 長大海上橋梁への重防食塗装系の適用, 海水飛沫帯防食のためのライニング, 『荒廃するアメリカ』 (P. Choate, S. Walter著) の衝撃的教訓, 及びアメニティのための建築物外装への耐さび性ステンレス鋼とチタンの使用である.

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参考文献 (23)*注記

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