マウス行動分析によるコーヒー揮発性成分のストレス緩和作用
書誌事項
- タイトル別名
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- Behavioral Analysis of the Stress-reducing Effects of Coffee Volatiles in Mice
- マウス コウドウ ブンセキ ニ ヨル コーヒー キハツセイ セイブン ノ ストレス カンワ サヨウ
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抄録
コーヒー飲用によるストレス緩和作用についてはよく知られているが, その揮発性成分の効用に着目した研究は数少ない。本研究では, 焙煎したコーヒー豆の揮発性成分とストレスとの関連性を明らかにするために, マウスを用いて種々の行動薬理学的実験を行い, コーヒー揮発性成分のストレス緩和作用について検討した。高架式十字迷路試験において, コーヒー揮発性成分は自発運動量に影響を及ぼすことなく, オープンアームへの滞在時間および進入回数を増加させた。また, ペントバルビタールによる睡眠時間は, コーヒー揮発性成分の曝露により明らかに延長した。オープンフィールド試験および強制水泳試験では, コーヒー揮発性成分の効果は見られなかった。以上より, 焙煎したコーヒー豆の揮発性成分はマウスの覚醒水準を低下させ, 抗不安様のストレス緩和作用を発揮することが示唆された。
収録刊行物
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- 日本栄養・食糧学会誌
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日本栄養・食糧学会誌 64 (5), 323-327, 2011
公益社団法人 日本栄養・食糧学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681268822912
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- NII論文ID
- 130002129300
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- NII書誌ID
- AN00311992
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- ISSN
- 18832849
- 02873516
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- NDL書誌ID
- 11276544
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可