多孔質フィルム製ダクトを使用した冷却チューブによるホウレンソウの根域冷却

DOI NDLデジタルコレクション NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件をすべて表示 一部だけ表示 被引用文献1件 参考文献25件 オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of Cooling the Root Zone with a Duct of Microporous Film on the Cultivation of Spinach
  • タコウシツ フィルムセイ ダクト オ シヨウ シタ レイキャク チューブ ニ ヨル ホウレンソウ ノ コンイキ レイキャク
公開日
2006
資源種別
journal article
DOI
  • 10.2503/jjshs.75.109
公開者
一般社団法人 園芸学会

この論文をさがす

説明

水蒸気は透過するが,液体は透過しない性質を持つ多孔質フィルムを使用した冷却チューブを製作し,ホウレンソウの栽培における根域冷却を試みた.冷却チューブは,直径 3 cm のナイロンメッシュチューブを円筒状に加工した多孔質フィルムで覆ったダクトを,円周18 cm のポリエチレンチューブに通して製作した.冷却チューブは 5 m とし両側を50 cm ずつ上方に折り曲げ,ダクトとポリエチレンフィルムの間の空間に 6 L の水をみたして使用した.冷却チューブ内の風速(0, 1, 4 および 8 m·s−1)と冷却チューブの温度との関係を発泡スチロール上で調査したところ,1 m·s−1 の場合には吸気口から 1 m 地点まで,4 m·s−1 以上の場合には少なくとも 4 m 地点まで温度が低下した.冷却チューブを畝中心線に設置し,8 m·s−1 の送風処理を行った場合には冷却チューブ直下の地温が低下した.また,2004年 8 月20日から10月 5 日まで栽培を行ったホウレンソウでは,冷却チューブ付近の植物体の地上部新鮮重が約25%高くなった.これらのことから,冷却チューブによる地温の低下が,高地温によるホウレンソウの生育抑制を回避するために有効であると考えられた.<br>

収録刊行物

  • 園芸学会雑誌

    園芸学会雑誌 75 (1), 109-115, 2006

    一般社団法人 園芸学会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (25)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ