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- 新美 善行
- 名古屋大学農学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Physiological Effects of CCC on the Growth of Grapevine
- ブドウ樹の発育に及ぼすCCCの生理的作用について〔英文〕
- ブドウ ジュ ノ ハツイク ニ オヨボス CCC ノ セイリテキ サヨウ ニ
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抄録
鉢植ブドウ樹の新梢が約23cmになった時にCCCを土壌に処理し, その後の発育, 花穂の分化, 樹液中のサイトカイニン活性および葉の光合成, 呼吸活性に与える影響を調査した.<br>(1) 新梢の伸長や乾物重は処理による影響を受けないが, 根の乾物重の増加が見られた. また, 根の外観は対照区のものと余り変らなかった.<br>(2) 地上部と地下部の比率は約1/2に減少し, 樹液の量は約2倍に増加した. 樹液をセファデックスLH-20カラムクロマトグラフィーで分離すると, 対照区のものには少くともゼアチン, ゼアチン•リボサイドを含む5種類のサイトカイニン様物質が存在していた. そして, CCCを処理することによってサイトカイニン様活性の主ピーク (Compound 1) が低下し, その反面6番目のサイイカイニン様物質 (Compound 5) が現われた.<br>(3) CCCを処理した個体のえき芽における花穂の分化•形成数は対照区のものより多かった. そして, 花穂の分化•発達の程度は芽の位置 (節位) によって異っており, 枝の基部から3~5節の芽の方が8~10節のものより進んでいた.<br>(4) 葉のクロロフィル含量はCCC処理によって増加する傾向を示すが, 特に若葉でそれが著しかった. また, 光合成活性もCCC処理によって成熟葉で促進される傾向を示した. しかし, 暗呼吸活性はCCC処理によって影響を受けなかった. 一方, 光呼吸 (PIB-1) 速度および光呼吸と暗呼吸の比はCCC処理により成熟葉で促進された.
収録刊行物
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- 園芸学会雑誌
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園芸学会雑誌 48 (2), 153-161, 1979
一般社団法人 園芸学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681279240960
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- NII論文ID
- 130001160640
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- NII書誌ID
- AN00025257
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- COI
- 1:CAS:528:DyaL3cXhtVGksL0%3D
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- ISSN
- 1880358X
- 00137626
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- NDL書誌ID
- 2062250
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可