エチクロゼートの処理部位と摘粒効果

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of Site of Application of Ethychlozate on Flower Thinning in ‘Campbell Early’ Grapes
  • ブドウ"キャンベル・アーリー"におけるエチクロゼートの処理部位と摘粒効果
  • ブドウ キャンベル アーリー ニ オケル エチクロゼート ノ ショリ ブイ ト
  • Effects of Site of Application of Ethychlozate on Flower Thinning in ^|^lsquo;Campbell Early^|^rsquo; Grapes

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説明

短梢せん定の17年生‘キャンベル•アーリー’を用いてエチクロゼートの50及び75ppmによる葉面及び全面散布と花穂浸漬を行い, その摘粒効果を無核小果粒の発生, 果房内の着粒構成並びに脱粒経過との関連において検討した.<br>1. エチクロゼートは葉面及び全面処理によって無核小果粒の着生を増加させることなく正常果粒数を減少させ, 摘粒効果を示した. 花穂処理では正常果粒数が減少したが, 無核小果粒の着生が著しく増加した.<br>2. エチクロゼートの葉面及び全面処理では果粒の肥大と酸度を減少させる傾向を示した. 糖度には影響を与えなかった.<br>3. エチクロゼートの処理による正常果粒数の減少は第1~第3の各小穂では小さく, 第4小穂より先の果房先端部において明らかに大きかった.<br>4. エチクロゼートの葉面及び全面処理は処理後5~15日の脱粒を助長した. また, 葉面処理は無処理と同じ処理後7~8日に脱粒の山がみられたが, 全面処理はこれより約2日遅く, 花穂処理は更に約3.5日遅れた.<br>5. エチクロゼートの葉面及び全面処理は処理後数時間から7日間くらい, 結果枝先端部や葉が下垂症状を呈し, その伸長を抑制したが, 以後回復した. エチクロゼートの摘粒効果は結果枝の伸長抑制からの回復に伴って起こるもと考えられる.

収録刊行物

  • 園芸学会雑誌

    園芸学会雑誌 55 (1), 27-32, 1986

    一般社団法人 園芸学会

参考文献 (4)*注記

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