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- 高島 敬忠
- 国立養療所足利病院
書誌事項
- タイトル別名
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- イリョウ ト キョウイク ノ コウリツテキ ウンエイ ニ カンシテ
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抄録
小児慢性疾患児を収容した場合, 一般病院なみの医療のみで終始できず, そこに教育と適切な生活指導を併せ合うことが要求されてくる. そこで, 我々の経験もふまえ, 医療や教育の問題点や効率的運営について検討してみたので報告する.<br>まず, 医療側の問題点は病棟設計や職員の配置などにあり, 特に生活指導員の新しい職種が強く望まれる. 教育側も教職員の不足が感じられる.<br>次に患児を中心にして, その両者の運営を考えてみると, 種々のレベルでの諸会議はコミユニケーシヨンをとるためにも不可欠である. また, 日ごろの患児の病状伝達は養護教諭をそのかけはしとして活用してゆく. 医療と教育は互にその機能を尊重しあうと同時に理解し, その焦点を患児に集中させることにより, より良い連けい体制がとれるであろう.
収録刊行物
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- 医療
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医療 31 (12), 1407-1409, 1977
一般社団法人 国立医療学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681294727936
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- NII論文ID
- 130004312215
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- NII書誌ID
- AN00017113
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- ISSN
- 18848729
- 00211699
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- NDL書誌ID
- 1917215
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可