書誌事項

タイトル別名
  • Investigation of the Effects of Implementation of SAT/SBT Protocol
  • SAT ・ SBT プロトコル サクセイ ト ドウニュウ

この論文をさがす

説明

背 景:集中治療を受ける重症患者は, 鎮静が必要となるが, 長期間の過度な鎮静により, せん妄発生リスクは高まり, 人工呼吸期間や入院期間への影響も懸念される. そこで一日一回鎮静を中断し意識状態を確認し (Spontaneous Awakening Trial《SAT》), 自発呼吸で抜管可能か評価すること (Spontaneous Breathing Trial《SBT》) が必要となる.<br>目 的:SAT・SBTプロトコルを作成し, 安全に導入する.<br>方 法:プロトコルを作成し勉強会を実施後, 平成25年10月より6か月間にSAT・SBTを行った患者を調査し検討した.<br>結 果:SAT対象患者数27症例, SAT成功18例にSBTを行った. 計画外抜管はなく, 72時間以内の再挿管は2例でせん妄発生は2例であった. プロトコル導入後は, 挿管期間は5 ± 3日で, 再挿管率は7.2%であった.<br>結 論:SAT・SBTを導入し, 安全に行うことができた.

収録刊行物

参考文献 (8)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ