複合交信撹乱剤を利用したリンゴ主要害虫の防除

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タイトル別名
  • Control of Major Lepidopterous Insect Pests by the Multiple Mating Disruptor in Apple Orchards
  • 1. Disruption of Z11-TDA in the Summerfruit Tortrix Moth, <I>Adoxophyes orana fasciata</I>
  • 第1報Z11-TDAのリンゴコカクモンハマキに対する誘引阻害効果

抄録

1995~1997年に, リンゴコカクモンハマキに対するリンゴ用複合交信撹乱剤の防除効果を明らかにするため, 処女雌トラップやモニタートラップへの誘引阻害効果を検討した。その結果, 交信概乱処理園に設置したモニタートラップに雄の定位行動が観察され, また, 幼虫密度と誘殺量との間に正の相関が認められた。複合交信撹乱剤を10aあたり200本処理するとトラップへの一定の誘引阻害効果が認められるものの, 交信擁乱成分であるZ11-TDAのリンゴコカクモンハマキに対する効果は不十分であった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681320866432
  • NII論文ID
    130004113544
  • DOI
    10.11455/kitanihon1966.2000.248
  • ISSN
    21854114
    21854149
    0368623X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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