インゲンマメ圃場におけるハダニ類の季節的発生推移

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Seasonal Prevalences of Spider Mites in the Kidney Bean Fields

抄録

インゲンマメに寄生するハダニ類の種類とそれらの天敵であるカブリダニ類の種類を明らかにし, それらの季節的発生推移を調べた。調査したすべての圃場でナミハダニとカンザワハダニの発生が認められた。ナミハダニの寄生密度は7月中旬までは低く, 7月下旬から8月上旬にかけて高まり, 9月上旬に密度が最も高くなる場合が多かった。いずれの圃場でもナミハダニの寄生密度はカンザワハダニよりも著しく高く, 慣行防除を行ってもピーク時には葉当たり100頭に達する場合が多かった。カブリダニ類はケナガカブリダニがいずれの圃場でも認められたが, 密度は極めて低かった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681321702528
  • NII論文ID
    130004332716
  • DOI
    10.11455/kitanihon1966.1992.129
  • ISSN
    21854114
    21854149
    0368623X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ