水田畦畔におけるイネ科雑草の出穂程度がアカスジカスミカメ密度に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Effects of Heading Frequency of Gramineous Weeds on Population Density of <I>Stenotus rubrovittatus</I> in Footpath between Paddy Fields

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説明

水田畦畔におけるイネ科雑草の出穂程度がアカスジカスミカメ密度に及ぼす影響について検討した. 6月から8月にイネ科雑草の出穂がほとんどない畦畔では, アカスジカスミカメ成虫及びカスミカメムシ類幼虫の密度はきわめて低く, 出穂が多い畦畔では密度は高かった. また, イネ科雑草出穂程度が高い畦畔が少なかった2006年は, 多かった2005年に比べてアカスジカスミカメ密度は低く推移した. アカスジカスミカメ成虫が多く認められる水田畦畔の主要草種は, 6月はイタリアンライグラスとスズメノカタビラ, 7月はイタリアンライグラス, 8月はメヒシバであった.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681322177920
  • NII論文ID
    130004333493
  • DOI
    10.11455/kitanihon1966.2007.88
  • ISSN
    21854114
    21854149
    0368623X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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