薬剤耐性キュウリ褐斑病菌に対する各種薬剤の残効期間

書誌事項

タイトル別名
  • Residual Activity of Several Fungicides to Thiophanate-Methyl, Boscalid, Strobilurin-Resistant Isolates of Cucumber Corynespora Leaf Spot Fungus
  • ヤクザイ タイセイ キュウリカツハン ビョウキン ニ タイスル カクシュ ヤクザイ ノ ザンコウキカン

この論文をさがす

抄録

<p>宮城県内に分布するチオファネートメチル・ボスカリド・ストロビルリン耐性キュウリ褐斑病菌に対する各種薬剤の残効期間をポット試験により調査した.ここでは11 薬剤について検討し,防除価85 以上の薬剤を残効があるものと判断した.その結果,少なくとも7 日間十分な残効を示すのはイミノクタジンアルベシル酸塩水和剤,ジエトフェンカルブ・チオファネートメチル水和剤,ジエトフェンカルブ・プロシミドン水和剤,メパニピリム水和剤であった.また,より長期(少なくとも10 日間)の残効が認められるのは,ポリカーバメート水和剤,フルジオキソニル水和剤,マンゼブ水和剤,TPN 水和剤であった.一方,本病原菌の感染成立後における防除効果は,いずれの薬剤も低かった.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ