キュウリホモプシス根腐病の生物検定に適した品種および温度条件の検討

  • 宍戸 邦明
    福島県農業総合センター
  • 鈴木 洋平
    福島県農業総合センター
  • 木村 善明
    福島県農業総合センター 現在:農林水産部農林水産総室農林企画課
  • 永坂 厚
    農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター福島研究拠点

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of Species and Temperature Conditions on the Bioassay for Black Root of Cucurbits
  • キュウリホモプシス ネグサレビョウ ノ セイブツ ケンテイ ニ テキシタ ヒンシュ オヨビ オンド ジョウケン ノ ケントウ

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抄録

<p>キュウリホモプシス根腐病の圃場汚染程度を評価し,土壌消毒の要否判断する生物検定法を開発するため,検定に適した品種および温度条件について検討した.その結果,メロン品種「アールスナイト夏系2号」は,萎凋症状が早期に発生することや根部にホモプシス根腐病の特徴的な症状である偽子座が明瞭に発生すること,つる割病抵抗性を有することから検定品種として有望と考えられた.温度条件については,萎凋株の発生が多く根部の発病も多い20℃から25℃が検定適温であった.30℃以上の条件では発病が少なくなることから検定には不適と考えられた.</p>

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