木材加工面の粗さ評価

書誌事項

タイトル別名
  • Roughness Evaluation of Machined Surfaces of Wood
  • モクザイ カコウメン ノ アラサ ヒョウカ

この論文をさがす

抄録

木材を切削加工したときの表面の粗さは,加工の良否や製品の品質を評価する重要な指標の一つであるため古くから研究されてきているが,木材の加工面には加工に基づく粗さに加えて木材の細胞構造に由来する粗さが存在するため,粗さの測定や評価はそれほど簡単ではない。ここでは,最近大幅に改訂された粗さに関する規格の概要を紹介するとともに,木材加工面の粗さ評価に関する最近10年ほどの研究を,信号処理を含めた粗さの計測法,加工粗さの評価,触覚に対応する粗さ評価などの観点から整理して紹介する。

収録刊行物

  • 木材学会誌

    木材学会誌 53 (4), 173-179, 2007

    一般社団法人 日本木材学会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (95)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ